今日も埼玉県北本にあります北里メディカルセンターの生理検査室の皆さまのお世話になっております。今日は水曜日。いつもの金曜日ではありません。今日から乳腺超音波の実習もさせて頂くことになりました。
乳がん検診で乳房にしこりがあるかどうか触って調べる(触診)したことはそれなりにありますが、乳腺に超音波プローブをあてて乳腺超音波検査をした臨床経験はほとんどありません。
「プローブ(probe)」とは、電子機器などで測定するもの(難しく言えば、試料)に直接接触させて、センサーの役割を担うのパーツのことで「探触子」ということもあります。生化学の領域で試料の同定や定量のために使う物質のこともプローブといいます。(例;DNAプローブ)
プローブは超音波を発生するとともに、はね返ってきた超音波を探知する非常に大切な部分で、普通の2D(平面)に用いるものと3Dや4Dで使用する超音波プローブは異なります。ちなみに、「D」は「ディメンション(dimension);次元」の頭文字で、ディズニーやドレミのDとは関係ありません。3Dは3次元(立体)、4Dは3次元に時間軸を加えたものです。
本日は、自分の乳房にプローブをあててみましたが、女性化乳房ではなかったです。経験値が低いほど伸び率が高いので、これからの実習が楽しみです。