ニュースの記事で7年間月経が来なかったという海外のモデルさんが、先日ご懐妊されたというニュースを知りまして、とても嬉しかったです。
7年間月経が来なかった理由が彼女のライフスタイルと関係があり、またその治療法がとてもシンプルなものでしたのでご紹介します。
その原因はご自身も感じていなかったストレスが引き起こしたPCOSです。
(※PCOSについては下記に説明をします)
職業柄、世界を飛び回るために体のバイオリズムがなく、毎日のワークアウトや食事制限をしたクリーンな食生活、体が十分に機能できない体重不足、気が付かないうちに体にプレッシャーをかけていたと自己分析されています。
原因となっていたPCOSとは、多嚢胞性卵巣症候群という病名で卵胞の発育に時間がかかり、排卵に時間がかかる疾患です。
男性ホルモンの濃度が高くなる傾向がみられ、月経異常や不妊の原因にもなるともいわれています。
治療法は医師の診断にもよりますが、治療法がないという医師やホルモン療法や漢方とケースにより様々です。
今回の場合は今までのストイックな生活習慣をストップして、自然派のサプリメントや鍼灸やご家族と過ごす時間を増やしたところ、再び月経が始まったそうです。
「ネガティブな考えに占領されないでください」
と、最後に力強いエールが書かれていました。
当院の院長はオーダーメイド治療を推奨しております。
不妊治療でお通いの方には、
「通院を頑張りすぎて疲れていないですか?」
とお声をお掛けしてストレスフルにならないようにし、卵の育ち方が少し悪くなって来た方には少しお休みしてリラックスする期間を提案することもございます。
リラックス方法は人それぞれなので、生き生きとして毎日笑顔でいたいものですね。