東大病院産婦人科にて医療連携の会 (後編) : 「外来子宮鏡手術」|まつみレディースクリニック|港区・田町・浜松町の産科・婦人科・不妊|女医在籍

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東大病院産婦人科にて医療連携の会 (後編) : 「外来子宮鏡手術」

東大病院産婦人科にて医療連携の会 (後編) : 「外来子宮鏡手術」|まつみレディースクリニック|港区・田町・浜松町の産科・婦人科・不妊|女医在籍

先日はクリニックを休診にしまして、東京大学産婦人科にて医療連携の会議に出席するため、本郷三丁目へ赴きました。

会議終了後、平池准教授の外来子宮鏡手術の見学をさせていただきました。

平池准教授の解説によると、東京大学では、2015年から外来にて子宮鏡下子宮内膜ポリープ切除術を行っているそうです。

 

当院では、子宮内膜ポリープの診断には必ず子宮鏡検査をしてから、手術が必要な方は適宜ご紹介していますが、

①子宮内膜ポリープは自然に消失することがあり、術前にもう一度子宮鏡検査をすることが大切とのことでした。

②手術に際して最も重要なことは手術は無麻酔で行うため、手術時間を短縮することだそうです。

③手術に用いる子宮鏡は子宮鏡検査で使う軟性鏡(ファイバースコープ)と異なり、手術に必要な器機類を装備することができる硬性鏡という器機です。

硬性鏡は軟性鏡(ファイバースコープ)と異なりまして、同じ子宮内に挿入する器機ですが、曲がりません。

また、④カメラの向きに角度があり、視野の上方向が見えることが子宮ファイバースコープと異なり使用に際し注意しなければならない点です。

⑤手術時間は10分くらいであっという間でしたが、これよりも少し長く時間がかかることもあるとのことでした。

 

外来見学後、医局の談話室に戻り若い先生とお話していると、大須賀主任教授がお忙しい中、二回も顔を出してくださいました。

大須賀教授は、わたしが医局に入局してから同じ生殖グループ(不妊症や内視鏡検査・手術を担当するチーム)の指導医でしたが、学生の頃から鉄門ヨット部の先輩として江の島の合宿所で、当時教授は研修医でしたが、昔のクラブの話以外にも社会に出てからの心構えなど、いろいろと話をしてくださいました。

声のトーンから、教授に最初は鉄門ヨット部の後輩として、二回目は医局の同窓として声をかけていただいたようで、久しぶりに医局に顔をだしてよかったなあと思いました。

 

当日は、本郷三丁目に早く着きすぎたため、東大構内を散策。

久しぶりに訪れた三四郎池の周りの若々しい緑はいい匂いがしました。

帰り際に、湯島天満宮へお参り。

湯島天神と三四郎池の写真はインスタグラム「staffmatsumi」にもスタッフがアップしています。

宜しければ、再開したインスタグラムを覗いてみてください。

 

「本郷三丁目」から「三田」までは、①三田線で「春日」から、または、②三田線で「白金高輪」経由で南北線に乗り換え「東大前」まで、思っているよりずっと早いです。