まつみレディースクリニック三田

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まつみレディースクリニック三田

不妊ドック

Medical

不妊ドックMedical

  • 感染症スクリーニング検査(B型肝炎、C型肝炎、HIV、梅毒)
  • クラミジア抗体検査
  • 風疹抗体検査
  • 子宮がん検査
  • ホルモン検査5種類(FSH、LH、PRL E2、P4)
  • 甲状腺機能検査(TSH, fT4)
  • AMH検査
  • 貧血、肝機能、腎機能、糖尿病などの検査
  • 経腟超音波検査
  • 超音波下子宮卵管造影検査(フェムビュー)
  • 精液検査

1.経腟超音波検査

子宮・卵巣の超音波画像を一緒に見ていただきます。
卵胞の発育や子宮内膜の性状、子宮筋腫や卵巣腫瘍の有無など、子宮および卵巣の状態がわかります。

2.子宮がん検査

子宮頚がんは子宮頚部の入り口である外子宮口のあたりに発生することが最も多いがんです。通常、子宮頚がんはゆっくりと増殖します。がんが発見される前の段階として、子宮頚部の組織にがんに進行する可能性がある細胞が増えていきます。これを異形成と呼びます。定期的に検診を受ければ、がんになる前の異形成の段階で見つけることが可能です。

3.AMH(抗ミューラ管ホルモン)検査

AMH(Anti-Müllerian hormone:アンチミューラリアンホルモンまたは抗ミュラー管ホルモン)の略で、発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンです。血液検査で卵巣内にどれぐらいの数の卵子が残っているか(卵巣予備能といいます。)を評価するものです。
AMHの数値が表すのはあくまでも卵子の在庫の目安であって、その卵の質がいいか、順調に育つかは年齢に一番よく相関します。卵子の老化は実年齢に比例するのです。ですから、同じAMHの値であっても、年齢が高くなればなるほど反応は悪くなります。AMHは月経周期に左右されず、時期や治療などよって計測値が変わることもありません。
卵巣予備能を知ることは不妊治療の方針を検討するために重要です

4.感染症スクリーニング検査

B型肝炎、C型肝炎、HIV、梅毒の検査を実施します。これらの感染症は妊娠に際し母児ともに影響を与えることがあります。妊娠前にあらかじめ検査をしておくことが大切です。

5.クラミジア抗体検査

性感染症の一つであるクラミジアは、子宮から卵管に感染が広がること(上行性感染)によって卵管に炎症を起こし、卵管が細くなったり、つまったり(卵管狭窄、閉塞)、卵管に水が溜まる(卵管水腫)ことにより卵管の機能が悪くなることがあります。また、卵管に構造の異常が認められなくても、卵管の卵子を運ぶ機能が悪くなっていることもあります。クラミジアによる卵管の機能の異常は、卵管性不妊といって不妊原因の一つとしてよく知られています。陽性の場合、夫婦で治療していく必要があります。治療は抗生剤の内服です。
クラミジア抗体検査とともに、女性には卵管の検査(超音波下子宮卵管造影検査:フェムビュー)や子宮鏡下選択通水検査をおすすめしています。

6.ホルモン検査5種類(FSH, LH, PRL, E2,P4)

血液検査で排卵や妊娠にかかわる5種類の代表的なホルモンを調べます。
FSHは卵巣機能を知る良い指標となります。LHは排卵を促すホルモンで多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の診断基準の一つです。PRLが高い(高プロラクチン血症)場合には、卵胞発育の異常や着床障害の原因となります。排卵後、卵胞の中にある卵巣顆粒膜細胞から形成される黄体から黄体ホルモン(P4)が分泌されます。黄体ホルモンは基礎体温を上昇させ、子宮内膜の環境を受精卵が着床しやすい状態に整える作用があり、高温期7日目頃黄体ホルモンが10ng/ml以下なら黄体機能不全が疑われます。

7.風疹抗体検査

妊娠中に風疹にかかると、赤ちゃんに様々な異常(難聴、白内障、心臓構造異常)を及ぼす危険があります。これらの異常は、先天性風疹症候群(CRS, congenital rubella syndrome)と診断されます。特に妊娠初期(4週〜5週頃)に風疹にかかった場合、半数以上が先天性風疹症候群を発症したという報告があります。
妊娠を希望されるご夫婦には風疹の抗体検査をおすすめします。抗体がない、あるいは抗体が十分でない(抗体価が低い)場合には、ワクチンの接種が勧められます。なお、風疹ワクチン接種後2ヶ月間は避妊が必要です。

8.貧血、肝機能、腎機能、糖尿病などの検査

将来の妊娠に際し母児共に影響を与える可能性のある疾患をあらかじめ血液検査します。

9.甲状腺機能検査(TSH, fT4)

甲状腺ホルモンは、臓器の成長・発育作用、全身のバランス(代謝)を調整する働きがあります。機能亢進、あるいは低下、どちらも不妊や流産の原因になります。妊娠後も胎児の発育に影響しやすいとされています。
スクリーニング検査で陽性の方は必要に応じて専門医を紹介します。

10.超音波下子宮卵管造影検査(フェムビュー)

不妊原因の3割が卵管性不妊(卵管因子)と言われています。両側の卵管が詰まっている場合、妊娠には必須である卵子と精子の出会いは不可能となります。そのため、卵子を体外に取り出し、精子と受精させてから子宮に戻す方法――体外受精が必要となります。卵管の評価を行うことは治療方針を決めるために非常に大切です。
「フェムビュー」は、生理食塩液と空気の混合液を子宮腔内に注入することで超音波子宮卵管撮影での卵管の評価が可能となります。超音波画像のため、放射線被曝がなく、 X線ヨード造影剤も必要ありません。

11.精液検査

不妊の原因の約半数が男性にあります(男性不妊)。子どもがほしいと考えているご夫婦は精子の検査もおすすめします。結果によって体外受精、顕微授精などの高度生殖医療が必要な場合もあります。