臨床研究(1)「習慣性流産(RPL)患者におけるβ2糖蛋白質Ⅰ/HLA-DR複合体に対する新規自己抗体について」|まつみレディースクリニック|港区・田町・浜松町の産科・婦人科・不妊|女医在籍

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臨床研究(1)「習慣性流産(RPL)患者におけるβ2糖蛋白質Ⅰ/HLA-DR複合体に対する新規自己抗体について」

臨床研究(1)「習慣性流産(RPL)患者におけるβ2糖蛋白質Ⅰ/HLA-DR複合体に対する新規自己抗体について」|まつみレディースクリニック|港区・田町・浜松町の産科・婦人科・不妊|女医在籍

まつみレディースクリニック三田では、倫理委員会の承認を得て、臨床研究を開始しました。

 

現在行われている臨床研究は、以下のものです。

研究名:習慣性流産(RPL)患者におけるβ2糖蛋白質Ⅰ/HLA-DR複合体に対する新規自己抗体について

まつみレディースクリニック三田倫理委員会承認番号:02101(承認日 2021年10月15日)

研究実施期間:倫理委員会承認の日より2022年3月31日まで(予定)

 

① 研究の目的(試料・情報の利用目的及び利用方法)

この研究の目的は、自己免疫疾患の新しい発症メカニズムの考え方を応用した新しい自己抗体(抗β2GPⅠ/HLA-DR抗体と呼びます)の検査法が、抗リン脂質抗体症候群の正確な診断や不育症の原因を見つけたり、産科異常症の発症を予測したりすることにどのくらい役に立つかを明らかにすることです。

 

② 利用する試料・情報

本研究では、血液をご提供いただきますが、通常の血液検査の際に本研究分を追加で採血させていただきますので、本研究への参加から直接健康被害が発生することは特にないかと考えております。

しかしながら、万一、採血時に健康被害が発生した場合には、ご連絡下さい。

その症状に応じて健康保険適用内で、医療処置を行い対処いたします。

 

③ 研究実施施設及び責任者(利用する者の範囲/試料・情報の管理について責任を有する者の氏名)

研究実施機関の名称:まつみレディースクリニック三田 

研究代表者:松見泰宇

 

以上のように臨床研究を開始しましたので、習慣性流産(RPL)の患者さまにおかれましては、β2糖蛋白質Ⅰ/HLA-DR複合体に対する新規自己抗体についての調査のご協力をお願い致します。

 

昨日は、東京大学産婦人科学教室主催の前東京大学医学部産婦人科主任教授の藤井知行先生の退任記念式典でした。

藤井先生は現在は山王病院に移られて、院長職を務められています。

 

クリニックの内覧会に藤井先生がいらしていただいたのが、つい先日のように思い出されます。

藤井先生には山王病院に移られてからも特別に当院とはセミオープンシステムも構築してくださいました。

 

クリニックは3年目が終わろうとしていますが、地方の学会に参加もできるようになりまして、少しずつですが着実に前に歩んでいます。

これからもできる範囲で地域医療に貢献したいものです。

 

藤井知行先生の退任記念式典の写真は宜しければFacebookもご覧ください。