こんにちは、受付スタッフです。
日ごとに暑さのつのるこのごろですが、いかがお過ごしでしょうか?
もうすぐ七夕ですね。
当院も院内を折り紙等で装飾してみました。
当院のInstagramにも掲載しているのでご覧ください。
ご来院いただいた際に季節を感じていただけたらと思います。
みなさん、七夕の由来や歴史はご存知でしょうか?
七夕のお話は、中国古代の民間伝承がもとになっています。
織姫と彦星は、中国風だと織女(しょくじょ)、牽牛(けんぎゅう)。
ちなみに韓国やベトナムにも七夕があります。
日本には、奈良時代に宮中儀式として伝わり、
「織姫が機(はた)織りの上手な働き者だった…」
という内容から、手芸や裁縫の上達を願う風習につながりました。
星に願い事をする原型はここから始まっています。
江戸時代になると、七夕は「五節句」の一つとされ、幕府公式の祝日だったそうです。
諸説あるようですが、七夕と書いて「たなばた」と読むのは、日本では古来、神事などに使う高貴な布を織る行為をたなばた(棚機)と呼んでいたためだそうです。
ちなみに、織姫はこと座のベガ、彦星はわし座のアルタイル。
どちらも1等星で明るい星です。
日本では7月上旬から見えやすくなり、9月上旬ぐらいまでよく観察できます。
七夕のころだと、20~22時ごろ、東の空の下の方に見え始めます。
はくちょう座のデネブを加えて、「夏の大三角」とも呼ばれています。
機会があれば夏の夜空を見上げてみてください。
さて、皆様は七夕でどのような願い事をされますか?
素敵な七夕をお過ごし下さい。