ようやく暑さからも解放され、快適な毎日となりました。
こんにちは。
事務スタッフです^^
秋の夜空に浮かぶ、美しい月を眺める「お月見(十五夜)」。
夏が過ぎ涼しくなり始めたこの時期に、満月の夜を見て楽しむのは、日本の秋の風物詩とも言えますね。
今回のブログでは、お月見の由来や歴史、お供物についてご紹介したいと思います。
お月見とは、1年の中で最も空が澄みわたる旧暦の8月に、美しく明るい月を眺める行事のことで、「十五夜」ともいいます。
十五夜は、別名「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」とも呼ばれ、秋の真ん中に出る月という意味があります。
古来から月を愛でる風習は日本にもありましたが、十五夜のお月見が広まったのは「平安時代」。
貞観年間(859~877年)に中国から日本へ伝わり、貴族の間に広がっていきました。
当時の貴族たちは、月を眺めながらお酒を飲んだり、船の上で詩歌や管弦を楽しんでいました。
庶民の間にまで十五夜の風習が広まったのは、江戸時代に入ってから。
しかし、平安時代の貴族とは異なり、収穫祭や初穂祭の意味合いが強く、無事に稲を収穫できた喜びを分かち合い、感謝する日だったそうです。
十五夜の日にちは都市によって変化するものであり、2022年の十五夜は9月10日(土)。
美しい月を眺めるだけでも良いですが、お団子を食べたり部屋に飾ったりするだけでよりお月見をたのしめることでしょう。
そうすることで古代に思いをはせてみてはいかがですか。