新潟で開催されている第8回産婦人科遺伝診療学会に参加しています。
新潟と第8回産婦人科遺伝診療学会の詳細についても、シリーズで報告していきたいと思います。
産科婦⼈科学領域における遺伝診療としては、周産期領域のNIPT(Non-Invasive Prenatal genetic Testing)が注目を集めていますが、生殖領域のPGT-M(Preimplatiton Genetic Testing for Monogenic)やPGT-A(Preimplantation Genetic Testing for Aneuploidy)についての遺伝カウンセリングの知識も不妊症や習慣流産・不育症を専門的に診療する産婦人科医師にとっては必要不可欠です。
新潟では、学会で講演を聴講するだけでなく、小人数のグループに分かれての「反復流産(PGT-A:Preimplantation Genetic Testing for Aneuploidy:着床前胚染色体異数性検査)における遺伝カウンセリング」という遺伝カウンセリングロールプレイ研修会に参加しました。
周産期講義「遺伝カウンセリングにおける必須知識」や周産期領域のセミナー「NIPT基幹施設における現状と課題」、生殖領域の招請講演 「PGT-A と遺伝カウンセリング―up to date―」の内容も最先端の内容で、新潟まで来てよかったです。
明日も教育講演 「PGT 臨床研究の意義と方向性」など、興味深い演題がてんこ盛りです。
雪国の新潟は農業や離島の佐渡島(さどがしま)が有名で、越後国(えちごのくに)と佐渡国(さどのくに)から成り立っています。
お昼には、信濃川の川沿いをテクテクと歩きまして、いい気分転換になりました。
しっかり勉強してきますが、時間に余裕があれば、少し観光もできればうれしいです。
今日の生殖領域の遺伝カウンセリングロールプレイ研修会で、大変お世話になった、埼玉医科大学産婦人科難波聡准教授とロールプレイ研修会グループ有志の皆さまとの写真はFacebookでもご覧いただけます。