みなさんこんにちは!
春になり、過ごしやすくなりましたね。
お花見はされましたか?
都内ですと、目黒川の桜が有名スポットみたいですね。
「中目黒桜まつり」は約800本のソメイヨシノが咲き乱れ、約4kmもの桜並木を存分に満喫できるそうです。
毎年300万人ほどの花見客が訪れた桜の名所で、4年ぶりの桜まつりだそうです!
わたしはまだ行ったことがないので機会があれば、行ってみたいと思います。
さて、今回は最近お問い合わせが多い子宮鏡と慢性子宮内膜炎検査についてお話したいと思います。
子宮鏡とは、子宮の中に細いカメラ*を挿入し子宮の内部を直接観察するものです。
超音波検査などで子宮内部の筋腫やポリープが疑われる場合や原因不明不妊の場合などに行います。
通常は、痛みはほとんどありませんが、子宮の入口が狭い方やカメラを挿入しにくい方等は痛みを伴うことがあります。
不妊の原因のひとつとして、子宮内膜の慢性的な炎症・感染が、着床障害の原因にあることが最近わかってきており、何の症状がなくても知らず知らずのうちに着床障害につながっていることがあります。
子宮鏡で子宮内を観察することである程度、内膜炎があるか判断がつきます。
内膜炎が疑われた場合、「CD138免疫染色検査(組織診)」「子宮内細菌検査」を 行い、慢性子宮内膜炎の有無をチェックします。
組織診は疼痛を伴うため、鎮痛剤を使用し、検査を行います。
検査は10~20分程度で終わります。
検査希望の場合は、事前におりもの検査を行います。
なお、当院では直径が3㎜以下の軟性子宮鏡(内視鏡の先端が柔軟に曲がるもの)を使用しております。
慢性子宮内膜炎が疑われる場合は、検査結果により抗生剤の内服や手術により治療を行っております。
検査の流れとしては、初診時に問診・おりもの検査・超音波検査を行います。
2回目受診時に子宮鏡・慢性子宮内膜炎検査・子宮内膜細菌培養
2週間後以降に結果説明を行っております。
他院通院中の方でも検査可能です。
当院では他県の関東近郊からも多数検査希望の方がご来院されております。
ご希望な場合はご予約のうえ、ご来院お待ちしております。