アジア生殖免疫学会でプレゼンテーションをするために神戸に出張しています。
今回の記念すべき第1回アジア生殖免疫学会は兵庫医科大学医学部産科婦人科学講座の柴原浩章主任教授が大会長です。
プログラムは会長講演やシンポジウムなど盛り沢山の内容です。
一般演題のOralPresentationは10個のセッションからの構成でした。
今回、発表するのは着床不全のセッションになります。
大学病院からの演題発表がほとんどで、クリニックで発表するのは、全体で5つくらいの施設でした。
以下、プログラムからの抜粋です。
Oral 4:Repeated Implantation Failure
Chair:Fuminori Kimura
Department of Obstetrics and Gynecology, Nara Medical University
O4-1 Evaluation of the tacrolimus treatment using euploid blastocyst for
women with repeated implantation failures showing elevated type-1
helper T (Th1)/Th2 cell ratios
Koji Nakagawa
Sugiyama Clinic Shinjuku
O4-2 The distribution of serum Th1/2 ratio and NK cell activity in patients
with recurrent implantation failure
Yihsien Enatsu
Hanabusa Women’s Clinic
★O4-3 Evidence for Correlation between Novel Autoantibody against
Phospholipid Named Neoself Antibody (β2GPI/HLA-DR) and Complement
Consumption in Infertile Patients
Hirotaka Matsumi
Matsumi Ladies Clinic Mita
O4-4 Does intrauterine infusion of PRP affect the window of implantation?
Kunihiro Enatsu
Hanabusa Women’s Clinic Nishinomiya
コロナ禍で、2022年はおよそ半年間が常勤スタッフ1名での運営となりましたが、無事発表の日を迎えることが出来ました。
常勤と一緒になってクリニックを支えてくれた慶応義塾大学インターンスタッフの方々、どうもありがとうございました。
これからもできる範囲で、医学の進歩に後れをとらないようにしたいものです。
発表内容の詳細は次回から始まります。