こんにちは。看護スタッフです。
今回は不妊初診で何をするのか、特に不妊初診の検査についてお話しします。
◯初診では何をするのか
初診では、治療内容や治療方針を決めていくために、現在のご不明な点やお悩みなどを伺った上で、今後のプランをご提案いたします。
月経周期に合わせて実施する検査もあるため、初診当日にできない検査もあります。
当院の基本的な初診では、医師と問診した上で、まずは基本的な検査を行います。
子宮の今の状態を「内診・超音波検査」で確認し続いてがん検診、おりもの検査を行います。
そして血液検査の「感染症検査およびホルモンの状況の検査」を行い、初回の診察は終了となります。
検査結果が出るころに、次回再診のご予約をお取りいただき、初診時におこなった血液検査数値を元に治療に入っていきます。
初めにクリニックを受診するのは女性が大半となっていますが、不妊の原因が男性側にあるケースも少なくありません。
男性側が協力的であればあるほど、結果的に不妊に悩む時間を短縮することができます。
妊娠・出産といったライフプランを夫婦で立てていく重要性や、治療を始める前から意識すべきこと、実際の検査や治療の流れなどを共有するためには、当院ではお二人でのご受診を推奨いたします。
当院では原則として初診時に「初診時スクリーニング採血、膣培養、子宮頚がん検査」をおこないます。
他院の検査結果をお持ちの場合、一部省略できる場合がありますのでご持参ください。
また、他院におかかりで、ネオセルフ抗体検査や着床関連の検査、免疫の検査だけを希望される方も増えてきました。
混合診療は原則的にできませんが、他院で保険診療をされている方でも、同時に当院では自費診療を受けることができます。
体外受精・胚移植を他院でされている方が、当院の自費診療にあたる先進的な検査を受けに来られることが増えてきました。
このような患者さまに対して、港区在住の方は特別に補助があります。
詳しくは、港区のホームページをご覧ください。
初診時は、不安や緊張がつきものです。
当クリニックでは、我々スタッフ一同がそんな気持ちを思いやり、 皆様が少しでもリラックスした時間を過ごせるようにサポートいたしますので、お気軽にお越しください。