こんにちは!受付スタッフです!
六月も終盤になって、一段と暑くなってきましたね。
本日は、「葉酸」についてお話ししようと思います。
妊活中の方や不妊治療を受けていらっしゃる方は、葉酸のサプリメントを耳にする機会があるかもしれません。
そんな葉酸ですが、どんな効果があるのか、なぜ重要なのかについてご紹介したいと思います。
はじめに、葉酸とは、ビタミンB群に属していて、細胞を作るために必要な核酸を合成したり、血液(赤血球)を作ったりする作用があります。
次に、なぜ葉酸が必要なのでしょうか?
諸外国の研究で、十分な葉酸摂取をすると、赤ちゃんの神経管閉鎖障害のリスクが減らせる可能性があることが分かってきました。
神経管閉鎖障害には、脳や脊髄を作る「神経管」が妊娠のごく初期に正常に形成されないために、脊髄に異常が起こって運動機能に問題を生じることもある二分脊髄という病気や、脳が正常に形成されない無脳症という病気などがあります。
葉酸には神経管閉鎖障害以外の先天的形態異常や、妊娠とは関係ない生活習慣病に対しても効果があるらしいことが分かってきました。
では、葉酸はどれくらい必要なのでしょうか?
成人の方は、一日に240ug(=0.24mg) 、妊娠女性は480ug(=0.48mg)と言われています。
また、妊娠を計画している女性、妊娠の可能性がある女性は240ug(=0.24mg)に加え、800ug(=0.8mg)以上をサプリメントなどで付加的に摂取することが推奨されています。
ここで、葉酸を豊富に含む食品をご紹介します!
ほうれん草126ug/ 2株60g
ブロッコリー126ug/ 1/4株60g
アスパラガス114ug/ 3本60g
枝豆(ゆで)156ug/60g
納豆60ug/小1パック50g
いちご90ug/ 6~7個100g
牛レバー100ug/10g
とりレバー130ug/10g
これらが、葉酸を多く含む食品です!
食事で葉酸を取ったり、サプリメントで補ったりして、十分な葉酸を摂取できるといいですね!