みなさんこんにちは看護スタッフです。
7月より港区にお住まいの方は区からの助成で出て無料で子宮頸がん検診を受けられることができます。
また、当院で過去に子宮頸がん検査や子宮頸がんワクチンを打っていただいいている方には無料でコルポスコピー検査を実施できるキャンペーンを実施することになりました。
キャンペーンの詳しい内容については、また、お知らせ致します。
コルポスコピー検査とは、コルポスコープという拡大鏡を使って子宮の膣部を観察する検査でコルポ診とも言われます。
基本的には子宮頸がん検診で異常を指摘された方を中心に行います。
通常の内診のように腟鏡をかけたあとコルポスコープを通して膣内や頸部を拡大しながら肉眼では分かりにくい所見を観察します。
膣内のおりものを拭ってお酢で加工します。
加工するときに少し冷たく感じたりしみたりする場合がありますが10秒から20秒程度で終わります。
お酢により正常な部分と病変部分がハッキリしてきます。
病変部分が疑われる子宮頚部の写真を撮影させていただきます。
コルポスコープでの観察時には病変部分の診断のために組織診と呼ばれる検査を行うことが一般的です。
組織診は異常を疑う部分を専用の器具を使って数ミリ大の大きさの頸部組織を取って病理診断(顕微鏡での診断)を行います。
組織を採取したあとは止血のタンポンを挿入して検査終了になります。
検査にかかる所要時間は5分から10分程度です。
検査後4-5時間後にタンポンを抜いていただきます。
コルポスコピー検査、組織診は月経期を避けて検査します。
組織診検査後2週間後に検査結果ご説明させていただきます。
心配で不安な気持ちもあると思いますがなるべく痛みが少ないように迅速に検査を行っていくように努めてまいります。
検査についてご質問、ご希望のある方はスタッフまでお声かけください。
医師に代わってわかる範囲で説明させていただきます。