こんにちは。
看護スタッフです。
8月になりました。
本日は認知症についてお話をしたいと思います。
認知症とは脳の神経の働きが徐々に低下し、記憶や判断力が低下して日常生活や社会生活に支障をきたした状態をいいます。
年齢を重ねるほど発症する可能性は高まり、日本では65歳以上の約15%が認知症を患っています。
今後も認知症の人は増え続けていくと予想されます。
65歳未満で発症する認知症を若年性認知症とよんでおり、今日誰でもがなりうる病気と考えられています。
病気によらない正常な範囲の脳の老化によっても、思い出したいことがすぐ思い出せなかったり、度忘れといったことが起こります。
これは認知症へと進行してゆく病気による物忘れとは異なります。
例えば、加齢によるもの忘れは体験したことの一部を忘れる、認知症は体験そのものを忘れる(初期には自覚することが少なくないです)といった感じです。
また認知症ではものが覚えられない、今まで出来ていたことが出来なくなるといった認知機能の低下による症状ばかりでなく、怒りっぽく攻撃的になる、意味もなく徘徊するなどの症状がみられます。
わたしたち世代も認知症の親を介護する必要も出てきます。
他人事ではないですね。