看護部スタッフです。
今回は葉酸、ビタミンDについてお話します。
妊娠初期は、お腹の赤ちゃんの脳や脊髄のもととなる神経管が作られる時期です。
このとき、たくさんの葉酸が必要ですがお母さんの身体の葉酸が不足していると、赤ちゃんの先天異常な可能性が高くなると言われています。
逆に言えばお母さんの身体に十分な葉酸があれば、先天異常のリスクを減らせる可能性があるのです。
妊娠初期の段階では、まだお母さんが妊娠に気づいていないことも多くあります。
そのため、妊娠前から葉酸を摂取することが重要です。
こうした葉酸の効果を広めるために厚生労働省では、妊娠を計画している女性には食品からの葉酸摂取に加えて、いわゆる栄養補助食品(サプリメント)から1日に400mgの葉酸を摂取するように推奨されています。
妊活してるときから、葉酸をはじめとしてビタミン豊富な栄養バランスの良い食事をとることが赤ちゃんにとっては重要です。
月経が遅れて妊娠に気づくころには既に内臓が出来上がりつつある時期なので妊娠が分かるよりも前から、是非葉酸を摂りたいものです。
また、いつ妊娠するか予測することが難しいため妊娠可能な女性は日頃から十分な葉酸を含めたバランスの良い栄養摂取を心がけることが大事です。
体内のビタミンD不足群にサプリを内服して、ビタミンDを補うことは、着床率、妊娠率、出生率の向上に関連することが確認されています。
更に、流産率(化学流産・自然流産)減少傾向にも関係しているといわれています。
免疫力が低下する妊娠中にはビタミンD摂取が推奨されています。
当院でもビタミンD、エレビット販売しておりますのでご希望の方はスタッフまでお声かけください。
市販のサプリでビタミンDを補っても、身体の中のビタミンDの濃度が足りないことも多く、800mg補うことができるエレビットをお勧めしています、