金曜日は内覧会初日でした。
これまでご指導下さった多くの先生方諸先輩方からお花を沢山頂きましてクリニック内はとても華やかな雰囲気でした。胡蝶蘭のお花、初めてマジマジと見ましたが、花びらの色の付き方に様々なタイプがあること、胡蝶蘭には香りがないことを知りました。
お忙しいところ、医療ジャーナリストの森田豊先生がテレビ局から顔を出してくださいました。森田先生は立派な白い胡蝶蘭もお祝いに送ってくださいまして大変嬉しかったです。
森田豊先生はわたしの医局の4年先輩にあたります。私が大学6年生で、専門を決めようとしていたときに、ちょうど大学院の1年生に進まれておりまして、産婦人科学教室も大学院制度が出来て基礎的な研究(いわゆる分子生物学を応用した研究)ができるようになってきたことを、同級生の横溝岳彦先生(順天堂大学生化学教授)と二人で熱く語って下さったのを記憶しております。横溝先生は、基礎研究の道にそのまま残られまして、ロイコトリエンという物質(詳しくはまたの機会のお楽しみ)に関する研究の世界的権威です。
森田先生には、ピペット(大型のスポイトのような科学実験器具)の握り方、学会でのプレゼンテーションの仕方、学位論文の書き方、留学先への履歴書の提出方法など、沢山のことを指導して頂きました。
「開業のコツは?」との問いには、「そんなのないよ。患者さんのことを第一に考えることだけは忘れてはいけないよ。」とのお答え。
肝に銘じて、クリニックを運営しようと思います。
邉見さんもハープを持っていらして素敵な演奏をしてくださいました。思ったより、ハープ、軽かったです。