2018年12月3日に港区三田地区に開院しましたまつみレディースクリニックは、創立から6周年が経過しました。
今年は夏に診療内容とホームページを大幅にリニューアルしました。
名称もまつみレディースクリニック三田からまつみレディースクリニックに改称しまして、心機一転です。
現在は、男性スタッフ、少数精鋭の非常勤スタッフとMRT社の派遣看護師スタッフがクリニックを支えてくれてます。
昨年同様、人手不足の厳しい環境で大幅な診療制限を行い、患者さまには大変なご迷惑をおかけしましたが、11月末から男性スタッフが勤務につきまして、これからクリニックを安定して運営ができるものと信じています。
地域医療だけではなく、医療の進歩にも少しでも貢献できるクリニックを開業以前より目指してまいりました。
今年も不育症や流産既往不妊症・反復着床不全症例における慢性炎症と免疫についての臨床研究を行いました。
韓国で9月に開催された第2回アジア生殖免疫学会では久しぶりに英語でのOral Presentationでした。
第2回アジア生殖免疫学会でOral Presentationした施設は日本における不育症や生殖免疫学の研究を牽引している研究機関7施設(国際医療福祉大学成田病院、東京大学、富山大学、名古屋市立大学、日本医科大学、日本大学、国立成育医療研究センター)とプライベートクリニックとしては当院だけの8施設の構成でした。
12月中旬には富山で第39回日本生殖免疫学会学術集会が開催されます。
富山での発表を合わせると、国内外合わせて4つの学会と講演会で臨床研究結果を発表することになります。
そちらでも、不育症や流産既往不妊症症例における慢性炎症と免疫異常が子宮内フローラに与える影響について発表する予定です。
第39回日本生殖免疫学会学術集会では、体外受精を行っていないクリニックとしては演題発表をするのは全国で当院だけになります。
これからもスタッフ一同、精一杯、港区の地域医療とともに不育症を中心とした領域での新規医療の開発・エビデンス構築に貢献していく所存です。
港区医師会では、坪田淳医師会長以下、皆さまに大変よくして頂いています。
医師会主催の美術展やみなと区民まつりでは、港区民の皆さまとも交流が深められました。
港区医師会総会での議長にも任命され、広報委員としても医師会の活動も、微力ながらお手伝いしていきたいものです。
街に出ると、寒暖差は心地よい気持ちにさせてくれます。
今年もあとひと月。
このひと月でどのように成長できるか楽しみです。