|まつみレディースクリニック|港区・田町・浜松町の産科・婦人科・不妊|女医在籍

〒108-0014
東京都港区芝4-5-8 池藤ビル3階
03-6453-8355
  • お問い合わせ
  • インスタグラム
  • LINE
ヘッダー画像

|まつみレディースクリニック|港区・田町・浜松町の産科・婦人科・不妊|女医在籍

:切迫流産と早産の早期診断

癌胎児性フィブロネクチン検査
癌胎児性フィブロネクチン(fFN)は、絨毛膜トロホブラスト細胞で産生される蛋白質で、妊娠22週以降に腟分泌液中に検出されることがあります。この検査は、切迫流早産の早期診断に役立ちます。腟分泌液中にfFNが検出される場合、破水や切迫流早産のリスクが高いことを示します。検査は専用の採取器具を使用して腟分泌液を採取し、ELISA法によって検出されます。

顆粒球エラスターゼ検査
顆粒球エラスターゼは、顆粒球の一種である好中球の細胞内に存在する酵素で、好中球の活動を評価するために使用されます。顆粒球エラスターゼのレベルが異常である場合、感染症や炎症性疾患の可能性が示唆されます。切迫流早産の場合、炎症や感染が原因となることがあるため、顆粒球エラスターゼ検査が行われます。

まとめ
切迫流産と早産は、妊娠中の重大なリスクであり、早期診断と適切な対応が求められます。癌胎児性フィブロネクチン検査と顆粒球エラスターゼ検査は、これらのリスクを評価し、早期に対策を講じるための重要なツールです。母体と胎児の健康を守るために、定期的な検査と医療チームとの連携が欠かせません。

このブログが参考になれば幸いです。他に知りたいことがあれば、どうぞお知らせください。