最近気に入っているのは、神戸異人館通りです。
異国情緒あふれる街並みを歩いていると、ふと海外の学会のことが思い出されます。
アジア生殖免疫学会の記念すべき第1回大会は、日本で開催されました。
当時、兵庫医大の柴原産婦人科主任教授が主催され、ここ神戸からアジアの生殖免疫学の新たな連携が幕を開けました。
不育症や反復着床不全といった生殖医療の深い悩みに立ち向かうため、アジア各国のトップランナーたちが集結した学会で発表したことは、今でも私自身の大きな原動力となっています。
そしてその熱い気持ちをしっかりと継続し、今年8月には中国の深圳で盛大に開催された第2回深圳生殖免疫学会にて私は招聘を受け、新規自己抗体や生殖免疫についての講演を行ってまいりました。
中国の皆さんの臨床現場のスケールと発展のスピードと熱意には実に目覚ましいものがありました。
慢性炎症にかかわる補体の動態や子宮内細菌叢、イントラリピッド療法など、自身のライフワークとも言えるテーマについて、中国の方と率直に意見を交わした時間は、医師として何にもかえがたい思い出になりました。
10月より錦糸町で体外受精を専門的に扱う生殖医療クリニックでの学術顧問の仕事も順調にスタートしました。
医師として私が常に意識しているのは「最新の国際的な知見を、いかにして目の前の方のケアに落とし込めるか」ということです。
生殖免疫学会を通じて得たアジアのネットワークは、現在の日々の診療や活動を根底で支える強固な精神的な基盤ともなっています。
東京に会社を移転しましたが、兵庫県神戸市を中心とする関西地方でも引き続き、M Life Creation Inc.を通じたヘルスケアサポートを行ってまいります。
秋の気配が深まり、朝夕は肌寒く感じる日も増えてまいりました。
季節の変わり目ですので、皆様もどうぞご自愛ください。

