春風の先日、4月18日は良い歯の日でした。
当院に妊婦健診にいらしていただいている妊婦さんと体調のことや最近の近況など様々なお話をさせていただく中で、
「急に歯が痛くなって歯医者さんに行ってきました!」
というお話をさせていただくことがございます。
初めてのご懐妊された方は特に分からないことが多い中、突発的な歯の痛みはびっくりしてしまいますよね。
妊娠中の歯周病は早産になる可能性もあるので何かのお役に立てればと、今日はほんの少しだけブログに書いていこうと思います。
妊娠中に歯が痛くなるのには実は原因があるのです。
①女性ホルモンが急激に増えるので、そのホルモンを好む歯周病菌で歯周病が進行しやすくなります。
②妊娠中は唾液の質が変わることによって、歯垢がたまりやすくなるので虫歯や歯周病のリスクが高くなります。
③つわりにより歯磨きができない場合、口腔内は酸性に傾くので虫歯のリスクが高まります。
対処策といたしましては、小さなヘッドの歯ブラシで歯を磨いたり、やわらかめの歯ブラシで歯茎をマッサージするようにしたり、お食事の後はすぐにうがいしたりするのも効果的です。
また、スーとしたミントの匂いが苦手ではなければ、妊娠中も使用可能なお勧めのお口の中の洗浄液があります。
インスタグラムにも近く投稿する予定ですので、よろしければご覧くださいませ。
歯は痛くなるまで放置しがちですが、その分に痛みが出るときは急なので、事前のケアで緊急事態を防いでいると安心ですね。
季節がめぐり紅葉美しき秋11月8日には、いい歯の日がやってきます。