みなさん、こんにちは。
梅雨らしい天気が続く6月ですが、海外では乾季に入っている国が多く心地いい気候だそうです。
ヨーロッパで古くから伝わるジューンブライド(June bride)という言葉があるように、6月は最高のウェディングシーズンです。
本日は当院でも診療プランにあるブライダルチェックについてお話させていただきます。
ブライダルチェックとは、妊娠や出産に影響を与える疾患がないかどうか、結婚前にチェックすることを目的に行われている検査です。
海外では、パートナーが自分の健康状態をお互いにチェックすることは相手へのマナーとして常識と考えられているそうで、海外ドラマとかでもフレーズとして聞いたことがある方もいるかもしれません。
結婚の予定がまだ先だとしても性感染症は不妊の原因にもなりますので、チェックしたことのない方は特に一度チェックすることをオススメします。
女性の場合、最近では会社の健康診断の項目に子宮がん検診が含まれることが多くなったこともあり、わざわざ婦人科にかからなくてもいいかなと考える女性も多いかもしれません。
当院のブライダルチェックでは、一般的に行われている婦人科検診よりも「妊娠・出産」に直結した検査が含まれているため、少し費用は高めです。
細径ファイバースコープを使って子宮の中に異常がないか検査する「子宮鏡」が入っているのが特徴です。
すでに他院などで検査された項目があれば、それ以外の検査項目を行い費用を抑えることもできます。
私個人としても婦人科という診療科は気軽には足を運びにくい診療科であり、必要がなければ行きたくないと考える女性も多いかもしれません。
しかしながら、クラミジアなど自覚症状がなくても感染が見つかる疾患もあるため、一度しっかりと検査することで花嫁となる前に自分自身の健康状態を把握することができます。
また、AMHというホルモンを調べると卵巣の予備能(卵巣年齢)が分かるため、今後のライフプランについて考える1つの材料にもなります。
結婚が決まってからでは結婚式の準備などで忙しくなるため、結婚はまだ先とお考えの女性も今のうちにブライダルチェックを受けてみるといいのかもしれませんね。
当院では7月から、ブライダルチェックをベーシックからダイヤモンドの4タイプのプランでご案内する予定です。
ブライダルチェックについて分からないこと聞きたいことなどがあれば、いつでもスタッフへご相談くださいね。