皆さん、こんにちは！事務スタッフです。

 

先日院内で埼玉医科大学病院の中島勧教授をおよびして、産婦人科クリニックにおける医療安全管理についての勉強会が行われ、私たちスタッフ一同参加させていただきました。

 

以下、要点を記します。

どの医療現場でも、私たち医療従事者のちょっとした不注意等が、医療上予期しない状況や望ましくない事態を引き起こし、患者様の健康や生命を損なう結果を招くことがあります。

そのような事態を防止するために、医療従事者の個人レベルでの事故防止策とクリニック全体の組織的な事故防止策の二つの対策を推し進めることが非常に重要であること。

そして医療事故発生を未然に防ぎ、患者様が安心して安全な医療を受けられる環境を整えるために普段からこの問題に取り組むことの重要性を改めて意識することができました。

 

～ポイント～

・医療事故は常に身近に起こりえるものとして危機意識を持つ。

・マニュアルに沿った業務を行うこと。

・ダブルチェックや指差し確認の実行。

・患者様には十分な説明とその内容を十分に理解してもらえるよう心がけ、医療に参加してもらう。

・インシデント、アクシデントを速やかに報告しやすいシステムづくり。

・医療事故の事例から学ぶ姿勢を持つ。

・最新の情報の入手と実践的な教育、研修を定期的に実施する。

・職場内では職種の違いや職制の上下関係を問わずお互いに指摘し協力できる職場風土が重要。

 

以上、多少堅苦しい話になってしまいましたが、勉強会の内容や当院の取り組みなどを知って頂けましたら幸いです。

 

患者様に安全な医療サービスを提供することは、医療の最も基本的な要件の一つです。

そのため、当院においても医療安全に関するスタッフの意識啓発をすすめるとともに、 医療安全を推進する組織体制を構築し続けていきます。

 

私はこのような勉強会に参加したのは初めてでしたので、ものすごく勉強になりました。

このような機会をいただけて大変感謝しております。