アジア子宮内膜症会議@台湾(ACE 2018 TAIWAN)で発表するポスターを作製してきました。
ポスターの材質、昔は紙でしたが、布ポスターが流行っていると店員さん。
布のメリットは、①折りたためるので持ち運びに便利。②水にぬれても破れない。③長期間保存ができる。ということでした。
確かに、紙は布より破れやすいし、折り目がついてしまいます。
この理由を調べてみると、紙(不織布;ふしょくふ)は布と異なり、繊維(主にセルロース)を織り込まず、それぞれの繊維は静電気の力(水素結合)で繋がっています。一方、布は繊維を縦横(格子状)に織りこんでいます。
このため、紙は、縦・横・斜め(せん断)すべての方向に伸びにくく、曲がりにくく(折り目がつきやすく)すぐ破けます。一方、布は縦・横方向と比べて、斜め(せん断)方向には伸びやすく、曲がりやすい(折り目がつきにくい)。
例えると、斜めに引っ張ると、格子の四角形が菱形になるイメージです。
キャリーバックに折りたたんだ布ポスターしまいました。