今日は、どんよりとした雲に覆われた空模様でしたが、電子カルテの原型も出来まして気分は晴れ。
ここ数日バタバタしていましたが、久しぶりの国立科学博物館@上野。
特別展「昆虫」の展示最終日、滑り込みセーフです。
チケットを買う列は長く、50分待ち。並びながら、フンコロガシ(コガネムシの仲間です)が、自分の身体より大きな動物の糞(フンコロガシの餌になります。)の玉を後ろ足(後脚)でハンドリングしながら逆立ちの体制で転がしていくのを、小学生のころ「ファーブル昆虫記」で読んだのを思い出したりしてました。
下りエスカレーターに乗って展示会場まで行くと、大きなカブトムシやハチなどのオブジェが出迎えてくれました。
昆虫の「複眼」を構成している「個眼」は、昆虫の大きさに比例して数が増える話 (ショウジョウバエ 800、モンシロチョウ 6000、アゲハチョウ 12000)。
昆虫の耳は意外にも、アブラゼミは腹部、エンマコオロギは前脚など、変わったところにもあるそうです。
そう言えば、「壁に耳あり、障子に目あり。」ということわざもあったかな。
昆虫の動き方をまとめたスローモーションビデオでは、アメンボは中脚で前に進んでおり、前脚と後脚は水面に浮くために使われていることがわかりました(映像から推測したものなので、間違っているかもしれません。)。
マダカスカルで見つかった新種のブルーの蜂も美しかったです。
わたしは、時差がないのでオーストラリアが好きなのですが(と言っても、4回しかいったことはありません。)、キュランダでは同色の蝶(ユリシス)が見られます。
この蜂も蝶と同じで、飛んでいるところに実際に遭遇したら幸せになるのかな?
ちなみに、クモは脚が8本、身体は2つのパーツから構成されていまして、昆虫ではありません。サソリも同類。勿論、バッタは昆虫です。