今日は、久しぶりに友人というか学生時代に最も仲が良かった親友と会食です。わたしが来週には引越しをするということで、石原先生がご栄転直後にて極めて多忙なのに、地元の行きつけのお寿司屋さんまで足を運んでくれました。
石原聡一郎先生とは、鉄門ヨット部で合宿生活をともに過ごした仲で、病院実習のグループは違いましたが国家試験前にもファミリーレストランでよく一緒に勉強したものでした(教えてもらってばかり)。
ヨット部時代は、みんなで自動車に相乗りして江の島の合宿所まで行っていましたが、石原先生はブラックのヘルメットをかぶり、750ccの大型バイクに跨って風切って先頭を走っていたのを覚えています。
久しぶりに2人で会うということで、頑張って石原先生の最新の論文に目を通していきました。「Correlations between the sizes of lateral pelvic lymph nodes and metastases in rectal cancer patients treated with preoperative chemoradiotherapy.」という論文は前職での臨床研究で、「直腸がんの手術における側方リンパ節郭清(直腸から骨盤へ向かう血管や神経に沿ったリンパ節を取ること)の有用性を調べるために、手術を受けた直腸がんの患者さんを対象としてこのリンパ節の大きさとがん細胞が転移しているかどうかの相関を調べた論文です。結果は、一言でいうと、このリンパ節の大きさは転移を高い精度で予測できる。」というものでした。
10月1日から国際医療福祉大学山王病院(消化器センター長、教授)から東大へ復職し、教授として腫瘍外科をまとめていかなければいけないのはとても大変なことだと思います。石原先生は、努力家ですが大変な人格者なので、ビール、焼酎など、刺身をつまみにサシ飲みしましたが、話していてとても清らかな気分になりました。わたしも見習って少しでも職員の方によい環境を提供できるように努めます。
お寿司の話も書きますと、牡蠣、ソフトシェルクラブ、馬刺し、トロの刺身などとても美味しかったです。
ほとんど一人で入れてたボトルを空けてまして、ガリ食べて〆はアガリ。