本日は赤羽から港区へ転居の日。
赤羽、港区のお話はまた次回。
今日は鉄門テニス部(東京大学医学部硬式テニス部)の2学年下の後輩の先生方と久しぶりの会合。近藤先生は本郷から、細田先生は府中から、坂本先生は大宮からです。
学生時代は、近藤先生、細田先生とはダブルスでペアーを組んで東医体などで一緒に試合をしたものです。坂本先生は大学からテニスを始められましたが、神宮テニスクラブではプライべートレッスンなども個人で受講されいつも神宮にいた努力家です。
前回、細田先生を除いた3人で上野に集まりまして、認知機能と鼻のはなしにハナ咲きまして「アルツハイマー病の初期症状は嗅覚障害である。」という精神科と耳鼻科の2つの領域に関わる話などとても興味深かったですが、今回は久しぶりに細田先生が加わるということで前職での論文「The proliferative potential of human cardiac stem cells was unaffected after a long-term cryopreservation of tissue blocks.」を斜め読みしていきました。
この論文は再生医療の話、対象組織は心筋です。「c-kit陽性細胞という心筋幹細胞(心筋細胞に分化する能力のある細胞;他に①Sca-1陽性細胞②心臓SP細胞③Isl-1陽性細胞というのがあります。)」を凍結保存後融解して細胞の増殖する能力をしらべたところ、増殖能は凍結の影響をうけない。」というものでした。ちなみに、右心房から採取したものが一番増殖するようです。この細胞は虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症など)に罹患している患者を治療するために使用されていくと思われます。
勿論、学生時代のテニス部の思い出話も懐かしく気取らない居酒屋で赤坂の夜を過ごしました。
鉄門テニス部の先生方とは卒業以来ほとんどテニスをする機会がなくなってしまいましたが、これからは頑張って予定を調整させてテニスをすることになりそうです。港区は区在住・在勤の方が使用できるテニスコートが3つもありまして、わたしもこれから積極的にコートを予約してみようと思います。