まつみレディースクリニック三田

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まつみレディースクリニック三田

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第388回東京産婦人科学会例会

昨日は、外来終了後に東京産科婦人科学会例会へいそいそと出席してきました。

田町から東医健保会館のある信濃町まで総武線へと電車を乗り継ぎまして、足を労り、タクシーです。

一般演題:化学療法中に肺血栓塞栓症となった侵入奇胎についての演題は、先日、クリニックに来ていただいた日本赤十字社医療センターの笠井靖代部長が指導されている演題にて、予習していきましたが残念ながら間に合わず。

 

スポンサードレクチャーは「LEP連続投与による長期子宮内膜症マネジメント」。東大の廣田泰講師のご講演です。

廣田先生とは、先日の東大忘年会でご挨拶したばかりでした。

 

子宮内膜症は、①再発するため②長期的な治療が必要で、①不妊の原因②疼痛(月経痛)や③子宮内膜症性嚢胞が主訴になることが多い病気です。

治療は、第一選択として、ジェノゲスト(詳しくはまたの機会に)やOC/LEP製剤である「ヤーズフレックス」(ブログにて説明済み)が用いられます 。

LEP周期的投与(月に1回、出血が来る飲み方です。ブログ参照)による治療でうまくいかない場合には、フレキシブル投与が可能な「ヤーズフレックス」が用いられ、連続投与(英語表現はcontinuousでしたね。ブログ参照)なら、周期的投与で奏功しない頑固な月経痛や下腹痛も軽減させることができます。

子宮内膜症性嚢胞(卵巣チョコレート嚢腫)は、術後は18-24ヶ月のOC/LEPの投与が望ましい。とのことでした。

折角なので、開業医としての身近な質問をさせて頂いたところ、廣田先生はご丁寧に解答してくださいまして、大変有難かったです。

私の後に、質問をされた先生は、NTT東日本関東病院産婦人科部長の角田肇先生で、初めてお会いしましたが、講演終了後に、会場の外で軽くお話して頂きました。

 

レクチャーの座長はお世話になったことがある、松本レディースクリニックの松本和紀院長先生で、レクチャー終了後に、「頑張ってください」と、言って握手してくださいまして、とても有難かったです。

 

また、学会場にて、昭和大学の松本光司教授、帝京大学の木戸浩一郎准教授、杉山産婦人科 新宿の堀川隆先生、前述の笠井靖代部長、東京北医療センターの塩津英美センター長ともご挨拶できまして、大変有意義な学会でした。

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