まつみレディースクリニック三田

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葉酸:スタッフブログ (5)

初めまして、受付スタッフです!
今までも婦人科・産婦人科と働いてきたので、不正出血があった、こんな時はどうしたらいいのかな?妊娠が発覚したら、いつ病院に行けばいいの?等、質問があれば何時でもお電話でお問い合わせ下さいね!

さて、今日はみなさんに妊娠を望んでいる女性が摂ると良い栄養素についてお話したいと思います!

妊娠がわかると、嬉しさと幸せと同時に、沢山の不安や心配事が増えてしまいますよね。
今まで、ついつい自分を甘やかして食べたい物だけ食べてしまって、偏った食生活を送ってしまっていた妊婦さんも多いと思います。
しかし、これから生まれてくる大切な赤ちゃんのことを考えると、そのままではいけませんよね。

妊娠中に必要な栄養素を調べると、必ず目にするものの一つに「葉酸」があります。

それでは葉酸とは何か?

葉酸とは、水溶性のビタミンB群の一種です。
代謝に深く関わりがあり、タンパク質や核酸といったDNARNAの合成に働きかけて、細胞の生産や再生を助けて体の発育を促してくれます。
また、赤血球の生産を助ける造血ビタミンでもあります。

妊娠中は初期、中期、後期、全てにおいて葉酸は必要な栄養素です。
葉酸を摂らないと、胎児の発育に支障が出る他、母体の健康にも大きな影響をおよぼします。

特に妊娠初期には、赤ちゃんの細胞分裂が盛んに行われて、脳や脊髄などの重要な器官が形成される時期です。そのため、葉酸が不足しているとうまく細胞分裂がされず、器官の形成が進まず、先天性奇形の神経管閉鎖障害のリスクが高まります。
妊娠初期は赤ちゃんの生命にとって一番重要な時期です。病気のリスクを少なくするためにも、葉酸を積極的に摂取したい時期です。
また、この時期に、赤ちゃんの骨も形成されます。葉酸に加えてカルシウムも大事な栄養素ですので摂取するように意識してくださいね!!

また妊娠中期、後期は赤ちゃんに常にママの血液を運んでいる為に貧血になりやすくなります。
突然のめまいや立ちくらみによる転倒や、大切なお腹をぶつけてしまうなど、妊娠中の貧血はとても危険です。
充分な栄養が赤ちゃんにも届かなくなってしまいます。
妊娠中の貧血は、葉酸不足による悪性貧血、鉄分不足による鉄欠乏性貧血、さらにストレスやホルモンの乱れにより、自律神経が不調になり低血圧になる脳貧血と三種類あります。日頃から体調の変化には気を付けて、何か違和感があれば病院かクリニックにすぐ連絡しましょう!

また葉酸は、妊娠後期にかかりやすい妊娠中毒症を予防してくれます。

 

注釈:「妊娠中毒症」は「妊娠高血圧症候群」のことです。  院長より)


その他に、つわりの軽減や、将来子どもの自閉症リスクの低下、母乳の出を良くして栄養価を高めたり、妊婦さんの免疫力を高める効果があります。さらに、産後の子宮回復の促進効果や、便秘改善による美肌効果があることなどが分かっています。

さらに、葉酸は産後うつや肌荒れ、子宮の回復、母乳の質の改善など、産後にもとても大切な効果があります。
妊娠中だけでなく産後も継続して葉酸の摂取をしましょう。

今は妊娠中でなくても、現在、妊活中の方も葉酸は赤ちゃんの健康へ大きく影響する栄養素なので、妊娠前から意識して、赤ちゃんの為に積極的に摂取しましょうね!

葉酸が多く含まれている食べ物をご紹介致します。
野菜類だと…枝豆、ほうれん草、モロヘイヤ、ブロッコリー、かぼちゃ

果物類だと…バナナ、キウイ、いちご、みかん、アボカド

キノコ類だと…エリンギ、まいたけ、えのき

ほとんど手頃に手に入る食材ばかりです。果物類は、果糖も含まれているために、妊娠糖尿病になるリスクもあるために摂りすぎには気を付けて、適度な量を摂取しましょう。

一番お手軽な方法なのが、サプリメントですね(^^)
インターネットや通院されているクリニックに聞いてみると良いかもしれません。

私はバイエル薬品のエレビットを服用してます!
クリニックにてサンプルをお渡しすることも出来ますのでお気軽にお声がけ下さい(^^)

 

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