1月22日は、忙しい一日でした。
診療を早めに切り上げて、いそいそと麻布十番の港区医師会にて、港区医師会内科医会の学術講演会へ参加してきました。
内科と産婦人科、直接は関係ありませんが産婦人科では内科で処方されている薬についてもある程度の知識がなければいけません。
講演は「花粉症の治療についてー構造式から見た抗ヒスタミン薬・舌下免疫療法を含めてー」
ご発表されたのは、北里大学北里研究所病院、耳鼻咽喉科 部長 若林健一郎先生でした。
構造式の理解をするのは高校時代から好きなので、親近感が持てました。
ちなみに、オメガ3脂肪酸なども構造式から理解すると覚えやすいです。
アレルギーのお話でしたが、親水性官能基、メチルアミンなど、昔懐かしい単語が出来て親しみが持てました。会場で出されたのは、水でなくてお茶。
スギ花粉や食べ物などのアレルギーを持つもの(アレルゲン)からの免疫を抑えるための治療の一つに「舌下免疫療法(SLIT:Sublingual immunotherapy)がありますが。これは妊娠を希望する場合には、3-5年前から開始した方がよいとのことでした。
若林先生の講演終了後は、途中退席して新しいLEP製剤のWEB講演会を視聴。
その話はまたの機会のお楽しみです。