昨日は、港区医師会の役員の先生方と新人医師の懇親会でした。
診療が遅れまして遅れての参加になりました。
正面にいらっしゃったアレルギーがご専門の中川先生(武谷先生と同級生の母校の大先輩です)を中心に、隣に座られた耳鼻科の土橋先生と三田地区でいつもお世話になっている三田眼科の斎藤院長先生と花粉症のお話。
専門的ですいませんが、ここからは薬の名前が沢山出てきます。
花粉症にはヒスタミンH1受容体拮抗薬が用いられますが、目には「パタノール」か「アレジオン」の点眼薬。
内服薬は「クラリチン」「ザイザル」「ポララミン」。(最初の2つは第二世代、最後のひとつは第一世代です。)
鼻にはスプレーの「ナゾネックス」もよいそうですが、このお薬の有効成分はステロイド(=副腎皮質ホルモン)でヒスタミンH1受容体拮抗薬とは違うカテゴリーの薬です。
「鼻うがい」も鼻汁に効くとのことでした。
ちなみに、ヒスタミンH2受容体拮抗薬(Histamine H2-receptor antagonist:H2ブロッカー)というのもありまして、こちらは、胃潰瘍・十二指腸潰瘍といった消化性潰瘍の治療に用いられます。
これからの季節、とても役に立つお話でした。
藤田会長、坪田副会長、矢島副会長にもご挨拶できまして、産婦人科では神山先生と金森先生から保険診療のコツも伺えました。
全員での記念写真撮影後、帰り際に内科の安田先生と2ショット。
港区医師会の優しいスタッフの方々から果汁いっぱいのフルーツのお土産も頂きまして、充実した火曜の夜でした。