女性医療フォーラム(2)です。
タイトルは「慶應義塾大学」になってますが、ほとんどすべてが低用量ピルの話です。
先日、新宿で女性医療フォーラムに参加させていただきました。(ブログ参照)
座長は慶應義塾大学名誉教授の吉村泰典先生、演者は、慶応義塾大学ご卒業の高松潔先生です。
高松先生とは、留学帰りに成育医療研究センターにてお世話になってからのご縁です。
慶応義塾大学の先生は、吉村名誉教授に代表されるようにコミュニケーション能力のとても高い先生が多く、特に高松先生のご講演はいつも「ツカミ良し、タメになる話あり、シメの笑いあり」3拍子揃っていて大変勉強になります。
話の内容は多岐に渡るので、わたしも真似してツカミだけ。
ご講演内容は、
飛行機からパラシュートで降りたときの怪我の頻度の話から始まって、
ピルの服用により頭痛や気分不快、下腹痛(骨盤痛)が減少するデータ。
子宮内膜の厚さも薄くなり、出血量が少なくなる論文の紹介。
低用量ピルと性器ヘルペスや子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウィルス(HPV)の話。
月経があるのはチンパンジー、アカゲザルなどの霊長類とコウモリであるという動物の話。
月経の意義、月経の頻度の年代別推移。
グレゴリー・ピンカス博士について
などなど
続きの話は、宜しければクリニックにいらしてくださいませ。
女性医療フォーラム (4)があれば、ご講演の残り半分くらいをまたご紹介するかもしれません。
クリニックから、慶応義塾大学の三田キャンパスは近く、三田キャンパスを訪れたときのことも書いてみたいです。