まつみレディースクリニック三田

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妊娠中の便秘について④:スタッフブログ (53)

今回は最終回で、妊娠中の便秘の予防についてです。

【妊娠中の便秘を予防するには】

大腸の動きがどうしても鈍くなりがちな妊娠中、どうすれば便秘を予防できるのでしょうか。
それには食生活や運動といった生活習慣を見直してみることが大切です。

➀水分と朝食をしっかり摂る

大腸の運動が弱いことで起こる便秘に対しては、食べたものが腸に長くとどまらりすぎないよう、十分な水分と食物繊維の摂取を心がけることが基本です。
起床時の水分摂取は、腸を刺激し便意を促す作用がありますので、コップ1杯の水分を摂る習慣をつけましょう。
また、朝食はなるべく同じ時間帯に十分な時間で摂るようにし、排便リズムを整える習慣をつけましょう。

➁食生活を見直す

便秘解消のためには、食物繊維をたっぷり取ることが大切です。ごぼうやサツマイモ、寒天などの食品を意識的に食べるようにしましょう。白米を玄米や五穀米に変えたり、白いパンをライ麦パンに変えたりするのも効果的です。
また、みかんやオレンジなどの柑橘類には、便を柔らかくする働きがあります。柑橘類ならつわりがつらい場合でも食べやすいため、妊娠中のおやつにおすすめです。グレープフルーツジュースなどの飲み物でもおススメです。
逆に、りんごは便を硬くするため便秘気味の場合は控えた方が良いでしょう。

➂乳酸菌やオリゴ糖を摂取する

ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌は、腸内環境を整えてくれます。オリゴ糖にも、大腸の善玉菌を助ける働きがあります。
乳酸菌やオリゴ糖は便秘を解消してくれるだけでなく、便秘の予防にも役立つといわれているため、便秘が治った後も継続的に摂取すると再発を防げます。

➃適度な運動をする

ウォーキングなどの軽い運動をすることにより、腸の働きは活発になります。マタニティスイミングも普段あまり使わない筋肉を使うためおすすめです。体をひねったり、腹筋を伸ばしたりといったストレッチをするのも良いでしょう。

最後に…
自分でできる便秘解消法を一通り試しても効果がなかった場合は、薬に頼りましょう。
かかりつけの産婦人科で相談し、妊娠中でも飲める薬を処方してもらうことも大切です。

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