Up-to-Date on ART in 2019 (1)「堤治先生」|まつみレディースクリニック|港区・田町・浜松町の産科・婦人科・不妊|女医在籍

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Up-to-Date on ART in 2019 (1)「堤治先生」

Up-to-Date on ART in 2019 (1)「堤治先生」|まつみレディースクリニック|港区・田町・浜松町の産科・婦人科・不妊|女医在籍

土曜日は外来終了後、生殖補助医療(体外受精胚移植)の研究会 (Up-to-Date on ART in 2019)にお邪魔してきました。

汐留です。

 

少し、早く学会場に到着いたしまして、オープニングリマークご担当の堤治山王病院長、クロージングリマークご担当の石原理埼玉医大教授などにご挨拶する時間もありました。

 

山王病院の堤治院長先生のオープニングリマークの要旨は、以下の通りでした。

①:体外受精胚移植の採卵周期数は日本が世界一で、18人に1人がこの医療で出生している。

②:日本の生殖医療の大きな問題点は高齢化である。

③:日本の体外受精胚移植の特徴として、自然周期の採卵が多いことが挙げられる。

④:卵子提供、着床前診断(PGT-A:Preimplantation Genetic Testing for Aneuploidies=体外受精胚移植の成功率を挙げるために、胚の染色体の数を調べて、移植する(=着床前の)胚を選択する遺伝子検査のこと)、再生医療の応用などのトピックスについて。

特に再生医療に関しては、PRPplatlet rich plasma)という血小板(platlet)に富んだ(rich)血漿(plasma)の臨床応用についての臨床研究成果の話は大変興味深かったです。

 

まつみレディースクリニック三田も、堤院長先生が会長のPRP研究会の会員とさせていただくことになりました。

(院長の資格、所属の項目を参照してくださいませ。)

 

講演のラストのビデオ、40歳のルイーズ・ブラウンさんの、

「Just keep going.」

いい言葉です。