こんにちは。つい先日漫画村の管理人が逮捕されましたね。
そこで、今回は少し硬い話ですが違法アップロードに関する話をしようと思います。
一応説明しておきますと、漫画村というのは大量の漫画を違法でサイトにアップロードしてアクセス数を伸ばし、広告料を得ていたサイトのことです。
本当に大量のアクセスがあり、これによって被った漫画業界の被害は甚大なものでした。
中高生だけでなく私の友人にも呼んでいる人は沢山いましたし、きっと多くの人が読んでいたのだと思います。
漫画村の何がいけないのかもわからず利用していた人も多いのではないでしょうか。
まず漫画村は他人が書いた作品を勝手にアップロードしそこから不当に広告収入を受け取るという強盗に近いサイトです。もちろん漫画が売れなくなり、作家さん達に入るはずだったお金も入らなくなり、漫画を描けなくなる人もいるでしょう。
ほとんどの漫画家さんは原稿料だけでは生活出来ません。単行本が売れて初めて生活出来る程度の収入が入るのです。それを全く関係のない他人に勝手に公開され、その他人が広告収入を貰っている…わけがわかりませんよね。
また、単にお金の問題だけではありません。作家さんからすれば漫画村で作品が読まれるということは「自分の作品はお金を出して読む価値もないものだ」と言われているのど同義であり創作へのモチベーションにも関わります。
その他にも沢山理由がありますが、漫画にしろYouTubeの違法アップロード動画にしても違法音楽サイトにしても全て誰かの作品をタダで利用することは万引きと一緒なのだということを利用者一人一人が自覚しなければならないのではないかなと思います。
日本はチップなどもなく、付加価値に対してお金を出すことを厭う人が多いと思います。
エンターテイメントや作品に対価を払うことが当然とされる国こそが健全な先進国なのだと私は思います。
もっと詳しく話すと長くなってしまうので、この辺で終わりにしようと思います。