レディースクリニックにお世話になってからは不妊の記事に目がとまります。
先日はある記事で子宮頸部すりガラス細胞がんで、子宮を全摘する診断を受けたにもかかわらず、抗がん剤治療ののちに不妊、流産、切迫早産を乗り越えて出産された方の記事を読みました。
決して長文の記事ではありませんでしたが壮大な長編小説を読んだような読後感でした。
「可能性にかけた」という言葉が印象的でした。
当院にも不妊でご来院される方が多くいらっしゃいます。
そして妊娠されるケースがとても多いです。
先週は、不育症の方も含め5人の方がご懐妊されましたが、皆さん通院は6か月以内と短期間でした。
タイミングやホルモン療法やAIHなど方法はさまざまですが、院長先生が日々意識されているオーダーメイド診療と、そこを信じてご来院くださるご夫婦の努力の結果だと思っております。
ゴールは同じでも過程は人それぞれです。
「早く子どもがほしいと焦ってます」とおっしゃる方もいます。
歯がゆいほどに気持ちが伝わります。
常に心に寄り添える場所でありたいです。