こんにちは、受付スタッフです。
今年の4月、少し前の出来事ですが…
長野県立こども病院でお生まれになった世界最小の赤ちゃんが無事に退院したという記事が目に止まりました。
昨年9月、お母さまは妊娠中に血圧が高くなる「妊娠高血圧症候群」で入院し、体内にいる赤ちゃんにも影響が出る恐れがあったため、10月、通常より10週以上も早い24週と5日での緊急帝王切開をおこなったそうです。
生まれた当時の赤ちゃんの体重は、なんとわずか258グラム。
ご両親、病院の先生・看護師、そして何より赤ちゃん自身の精一杯の頑張りによって、体重3300グラムにまで成長し、元気に退院されたそうです。
小さな体で頑張った赤ちゃんの姿を想像すると、この吉報は大変喜ばしく感動的ですし、赤ちゃんとお母さまたちの健康をお守りする同じ立場のものとして、関わった先生・看護師の皆さんのご尽力を想像すると身が引き締まる思いなのでした。
それと同時に、「妊娠高血圧症候群」の恐ろしさを改めて感じます。
この病気は、お母さんには脳出血や肝臓・腎臓の機能不全の可能性、赤ちゃんは発育が悪くなったり、場合によっては亡くなってしまうこともあります。
以下の簡単なチェックをしてみましょう!
・初めての妊娠である
・家族に高血圧の人がいる
・ストレスの多い生活
・生活リズムが不規則
・高年または若年出産
いかがでしたか?
当てはまるものが多ければ多いほどリスクは上がると考えられますが、妊娠中でも飲める降圧剤で血圧を安定させることができるので、そこまで心配する必要はありませんよ!
定期検診を必ずうけることがまず第一歩。健康的な食事や軽い運動を心がけ、ストレスをあまり溜めないようにしましょう。
不安なことや生活のアドバイスなど、お気軽に当院の助産師に相談してみてくださいね。
健やかなマタニティライフを送りましょう!