採血という言葉、ブログを書いている私自身も正直、苦手です。
自分が採血されると聞いただけで貧血でヒックリカエリそうです。
でも今は、苦手でした、の過去形の表現のが正解です。
以前は歯科で働いていたので、採血はインプラントのオペの時に麻酔科のドクターがするのをアシストしていました。
採血したものを遠心分離して、CGF(成長因子)とAFG(液状血漿)を作りオペ時に口腔内に使用します。
試験管のような血液を入れる容器4本分!の採血は、ある意味でわたしからすると尊敬でした。
今は、医科でお世話になり、採血という言葉にも、またその全てに慣れました。
採血からこんなにも自分自身の体について知ることができることに、仕事を通じて安心を感じています。
人は原因が分からないと不安ですが、原因が分かると安心する場面が多いです。
対処法も見いだせるからです。
よく、院長先生が、患者さまに「生理が始まってから、3日〜5日に来てね」とおっしゃいます。
これはその時期が、ホルモンの数値の基準値が分かる時期だからです。
採血から、今の自分を知ることが、これからの自分に繋がります。
当院にはレディースドックと言って身体を総合的に調べるコースもあり、人気をいただいてます。
女性は本当に繊細です。
でもそれが女性の魅力です。
そして、体は正直です。
クリニックに足を運んでくださる方がより生き生きと毎日を過ごしていただくために訪れる、安心なクリニックでありたいです。