先月、セビリアから患者さまがクリニックにいらっしゃいました。
セビリアはスペインの都市ですが、大変流暢な英語で私の話す少し難しい医学用語も理解され、とても教養のある方でした。
雑談がしたくなり、「セビリアの理髪師:The Barber of Seville」というオペラを聞いたことがありまして、
「Seville is famous for the opera about hair salon.」
(barberという単語が出てこなかったために)という拙い英語で話をしてみました。
「Seville is now famous for a tennis player.」
と笑顔で返答。
「ジョコビッチ[Djokovic]」
と、わたしもうなづきまして、無事、つかの間のテニス談義。
テニスは昔からずっと続けている趣味です。
今年は、テニスの四大大会のひとつ、ウィンブルドン選手権が新型コロナ肺炎の影響で戦時中を除き、初めて中止となるとの報道がありました。
現在、日本でも、海外からの旅行者の方々に対して入国制限の措置が取られています。
しかし、2021年に目を向けると「東京オリンピック2020」は中止されることなく、開催されます。
来年、訪日される方々に、可能な限りcomfortableな医療サービスを提供できれば幸いです。
4月7日、東京都を含む7都道府県を対象に「緊急事態宣言」が発出されました。
スペインは、欧州の中では、イタリア、フランスとともに新型コロナ肺炎により都市機能がほぼ停止している状態だと報道されています。
寒く厳しい冬が長ければ長いほど、暖かい春を迎えたときの喜びは大きいものです。
頑張れ東京。
頑張れ!ニッポン。