昨日は台風で大雨でしたが、まだ、身体を動かすとじんわり汗がでることも多い今日この頃です。
暦の上ではすっかり秋になりました。
今年は新型コロナウィルスにより、多くの学会が中止、延期、WEB開催になりました。
開業しても、というよりも開業したからこそ、学ぶ気持ちを大切にしたいと思うようになりまして、学会には可能な限り参加をするように心がけておりました。
本日は午前の外来診療が終了するとすぐに浜松町まで赴きまして第20回日本抗加齢医学会総会に出席する予定です。
クリニックのあります三田から浜松町コンベンションホールまではすぐです。
産婦人科に関するシンポジウムは「周閉経女性の初期対応」というタイトルで、座長は東京大学大学院医学系研究科産婦人科学講座の大須賀穣教授です。
シンポジウムは、
①ビタミンDによるアンチエイジング医療
②早発卵巣不全における新規のバイオマーカー
③月経前症候群(PMS)・月経前気分不快障害(PMDD)
④女性ホルモン補充療法の最近の考え方
についての4つの演題です。
演題の詳細については、次回以降のブログでご紹介したいと思います。
その前にまだ、母体保護法指定医師研修会の報告ブログがスタンバっていまして近日公開予定です(汗)。
現在、当院の診療メニューには更年期障害に対する女性ホルモン補充療法などの医療はなく、アンチエイジングについては白玉点滴や高濃度ビタミンC点滴などの点滴療法のメニューがあるのみです。
今後は、アンチエイジングドック・がん遺伝子検査など予防医療の分野も少しづつ拡張していきたいものです。
大須賀教授は今回の総会ではプログラム委員長の責務も担われております。
教授には、学生時代から鉄門ヨット部の先輩としても大変お世話になっています。
開業してからは学会でお会いすると、お忙しい中いつも丁寧に声をかけてくださいまして、クリニックの運営を気にかけてくださいます。
大学教授と立場は違いますが、同じ部活の後輩として恥ずかしくないよう、わたしは地域医療に一生懸命貢献したいと思っています。
抗加齢医学会専門医の更新に必要な研修を履修しまして、夕方からの外来に間に合うように学会からクリニックに戻る予定です。