コロナも少し落ち着いてきまして、Go To TravelやGo To Eatキャンペーンなどの経済政策も施行され、出かけやすくなった秋の夜。
8月の不妊クリニックの同窓会以来、久しぶりの会合です。
今回は、学生時代にテニスサークル「ラ、プロムナード」でお世話になっていた安藤先輩のお声掛けで、4人で麻布十番の割烹料理です。
お店の名前は「りゅうの介」。
りゅう(竜)は巨大な爬虫類を思わせる神話・伝説上の生き物で、竜の起源は、古代に中国の長江や漢水に残存していたワニの仲間に近いと考えられています。
ワニは肉食性で水中生活に適応した爬虫類です。
脊椎動物は、ご存知のように、①魚類、②爬虫類、③両生類、④鳥類、⑤ホ乳類の5つに分類されます。
オタマジャクシや成長したカエルが両生類の代表ですが、両生類は卵から返ったばかりの幼生期には鰓(エラ)で呼吸し、成長すると肺で呼吸します。
一方、爬虫類はヘビ、ワニ、恐竜などの動物が代表的で、幼生期から肺で呼吸ができます。
ちなみに、わたしの大学院の博士課程の研究課題は卵胞発育・閉鎖の調節機構に関するものでした。
爬虫類は、乾燥に強いので卵を陸に生むことができますが、両生類は乾燥に弱く水中に産卵します。
割烹料理で定番のすっぽんは爬虫類のカメの仲間です。
いつものように安藤先輩にはクリニックの運営についてアドバイスをいただき、川上先生には法的なことについてご相談賜り、小林社長にはサービス業に必須のホスピタリティーなどについて学ばせて頂きまして大変有意義な会合でした。
割烹料理は久しぶり、麻布十番を気持ちよくほろ酔い気分で、闊歩して帰宅した楽しい金曜日の夜でした。