まつみレディースクリニック三田

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月経困難症と経済の話:ドクターブログ (8)

月曜外来担当の上原です。

最近株価が上昇していることもあり、スマホで投資を始める人が増えているというニュースをやっていましたが、今回は月経と経済の話をしたいと思います。

 

診療をしていると、生理が重くて、動けない、痛み止めを飲んでも効かないほどつらい、という方がいらっしゃいます。

このように月経中に痛みなどの症状が強く日常生活に支障がある状態を専門的には月経困難症といいます。

また、月経に伴って起こる様々な症状を月経随伴症状を呼びます。

 

月経随伴症状が強く、月経困難症があると、月経中に仕事を休まなければならなかったり、仕事をしても月経以外のときに比べて集中力が下がるなどしてパフォーマンスが低下してしまいます。

これは労働の損失につながります。

働く女性が増加している現在、 月経随伴症状のおよぼす社会的影響、経済損失が国内外の調査で明らかになっています。

国内の研究では、上記のような女性の月経随伴症状による労働損失は約5000億円にも上るそうです。(文献1より)

この損失を減らすことは社会にとっても大事なのだと思いますが、何より月経困難症で困っている患者さんにとって、生活の質を上げることになるのではないかと思います。

 

また、このような事実を女性・男性問わずみんなが知ることも大事なのではないでしょうか。

なお、月経困難症は原因や患者様のご希望に応じて、様々な治療の選択肢がありますので、症状がつらい場合、悪化している場合は早めに婦人科でご相談いただければと思います。

 

さて、3月末でまつみレディースクリニック三田の診療から離れることになりました。

これまで支えてくださったまつみ先生、スタッフの皆様、患者様方、ありがとうございました。

 

文献1)Tanaka E, Momoeda M, Osuga Y, et al. Burden of menstrual symptoms in Japanese women: results from a survey-based study. J Med Econ. 2013;16(11):1255-1266.

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