日本赤十字社医療センター主催 セミオープンシステムウェブ会議|まつみレディースクリニック|港区・田町・浜松町の産科・婦人科・不妊|女医在籍

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日本赤十字社医療センター主催 セミオープンシステムウェブ会議

日本赤十字社医療センター主催 セミオープンシステムウェブ会議|まつみレディースクリニック|港区・田町・浜松町の産科・婦人科・不妊|女医在籍

先日は、愛育病院、東大病院に続き、日本赤十字社医療センター主催のセミオープンシステムウェブ会議に参加しました。

昼間は山王病院の藤井知行新病院長と面談してセミオープンシステム構築のお話を進めまして、急ぎクリニックに帰り、夕方からは日本赤十字社医療センター主催のセミオープンシステムウェブ会議に参加です。

 

日本赤十字社医療センターは産科医が約20名、年間分娩数は約2000件の周産期センターです。

昨年度はスーパー母体搬送が約20件あったそうです。

会議の内容は、新型コロナウイルス感染症についてのもの、笠井靖代産婦人科部長が会長の周産期のメンタルヘルスについての学会のお知らせ、母乳栄養などについてでした。

 

2020年度は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の一年だったので、今日は、その症例のご紹介をしてみます。

患者さんは35歳の初産婦の方で、COVID-19のPCR検査陽性にて周産期のコロナ専用個室に入院。

個室で隔離生活で精神的な不安が強く、オンラインでの産後クラスの視聴などの精神的なケアを重点的に行いました。

分娩は自然経膣分娩で、新生児は直ちにNICUに入院。

PCR検査陰性にて母は隔離からも解除され、母子ともに無事退院されたそうです。

因みに、コロナ陽性の褥婦の母子同室の基準などの説明もわかりやすかったです。

 

後半では、宮内彰人副院長・周産期センター長や、山田学産婦人科部長、渡邊理子産婦人科副部長などともディスカッションを行いました。

今後も、腫瘍の方、内視鏡手術の方など疾患に応じて患者さまをご紹介出来そうで、大変実りあるウェブ会議参加となりました。