まつみレディースクリニック三田

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妊娠と肥満:スタッフブログ(247)

こんにちは。

先日、コロナのワクチン接種をしました。

副作用をすべて網羅し、数日ダウンしておりました。

若くて健康な人ほど、副作用が発現するとの噂でしたが、わたしは健康ではありますが若くはありませんので、みなさん、その噂はあてになりませんよ笑

2回目の方が副作用が強く出ると言われていますので、2回目が怖いです。。

 

クリニックでは、ダイエットが流行っています。

院長先生は毎日プロテインを飲んで頑張っています。

そこで、今日は妊娠と肥満というタイトルで妊娠糖尿病についてお話させていただきます。

 

最近では、約8人に1人が妊娠糖尿病に該当するといわれているそうです。

妊娠糖尿病とは、妊娠中に初めて発見・発症した糖尿病に至らない糖代謝異常のことです。

簡単に説明しますと、

妊娠中は、胎盤からインスリンの働きを妨げるホルモンが分泌されるため、血糖値が高くなりやすい状態になります。

つまり血糖を下げるインスリンが効きにくい状態になります。

 

そこで、全妊婦さんを対象に、妊娠初期に随時血糖と妊娠中期に50gグルコースチャレンジテストを行います。

この検査は、すべての妊婦さんを対象に妊娠糖尿病かもしれない人を拾いあげる目的の検査です。

妊娠初期の随時血糖95mg/dl以上、妊娠中期のグルコースチャレンジテスト140mg/dl以上をスクリーニング陽性と判断します。

陽性の場合は、さらにふるいにかける検査を行います。

 

妊娠糖尿病による影響ですが、

お母さんが高血糖であると、おなかの中の赤ちゃんも高血糖になり、さまざまな合併症が起こり得ます。

【お母さん】
妊娠高血圧症候群、羊水過多、肩甲難産(巨大児のため)など

【赤ちゃん】
流産、形態異常、巨大児、心臓の肥大、低血糖、胎児死亡など

 

治療は、

食事療法が基本ですが、効かない場合にはインスリン療法も行われます。

また、妊娠中に妊娠糖尿病を発症した人は将来、(本当の)糖尿病に移行する確率が高いことも知られています。

 

食生活など、心配なことがありましたら気軽にご相談ください。

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