こんにちは、事務スタッフです。
当院でも、子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)の予防接種を開始しました。
クリニックで勉強会をしていただいたので、そこで勉強した内容について書いてみたいと思います。
子宮頸がんや尖圭コンジローマなどの病気の発生にはヒトパピローマウイルス(HPV)が関係あります。
日本では、若い女性の子宮頸がんや前がん病変である子宮頚部異形成の罹患が増えています。
理由はさまざまですが、ワクチン接種による副反応が過度に取り上げられたためでもあります。
副反応の症状は、
①知覚に関する症状(頭や腰、関節等の痛み、感覚が鈍い、しびれる、光に対する過敏等)、
②運動に関する症状(脱力、歩行困難、不随意運動等)、
③自律神経等に関する症状(倦怠感、めまい、嘔気、睡眠障害、月経異常等)、
④認知機能に関する症状(記憶障害、学習意欲の低下、計算障害、集中力の低下等)
など多岐にわたります。
日本では、副反応が疑われる症例については、ワクチン接種との因果関係を問わず、報告を集めています。
医師(又は企業)が重篤と判断した報告を調べると、1万人あたり約5人となります。
また、子宮頸癌には扁平上皮がんとは別のタイプの腺がんというのもがありますが、HPVは腺がんの90%以上から検出されるため、シルガード9で腺がんや腺がんの前駆病変である子宮頸部上皮内腺がん(AIS)も予防できるそうです。
子宮頸がんワクチンの予防効果は、100%ではないので、ワクチンを接種していても子宮頸がん検診を定期的に受けることが重要です。
先日、スタッフと一緒に新型コロナウィルスワクチンを接種してきました。
1回目は左腕に接種したので左腕が筋肉痛のような痛みがあり、2回目は高熱が出ましたが薬を飲み翌日には回復しました。
接種前は正直不安もありましたが、新型コロナウィルスワクチンを接種することでウィルス感染を未然に防ぐことができると思います。
患者様も安心してお越しいただけるように引き続き換気、これからもアルコール消毒を徹底してまいります。