こんにちは、事務スタッフです!
今回は人工授精について書いていこうと思います。
人工授精とは、排卵の時期に合わせて子宮の奥に精子を注入し、妊娠の可能性を高める治療です。
おりものの量が少ない場合や精子の運動率が低い場合などの症例に適応があります。
また、タイミング法からのステップアップとして人工授精を勧める場合もあります。
詳しくは当院ホームページの診療案内>不妊治療の項目をご覧ください。
人工授精は精子が卵管に到達しやすくするものであり、その後の受精、着床のステップは自然妊娠と同じです。
よって、一回で確実に妊娠できるものではなく、何回か繰り返す事で妊娠につなげていきます。
日本産婦人科医会によると、4回目までに妊娠される方が88%であるそうです。
100%ではありませんが、効果は高い治療であります。
人工授精をする際は、まず人工授精が行えるか確認してから始めていきます。
施術の前にいくつかの検査を行い、排卵日の特定などを行います。
施術当日は、初めに自宅で採取いただいた精液をお預かりいたします。
精子の洗浄・濃縮をする処置を行い、その後実際に子宮内に注入していきます。
詳しい流れは人工授精を行う際に、看護師の方から説明させていただきます。
中々結果が出ないと不安に思われたり、金額の面で厳しいと感じることもあるかと思います。
しかし、さきほどご紹介した症状を持つ方には、人工授精は効果が高い治療です。
ぜひ、皆様のお力になれればと思っております。