9月4日はオペラのコンサートを鑑賞しました。
演目は「フィガロの結婚」です。
今回はたまたま直前に中原沙織さんが伯爵夫人を演じられるという情報を入手。
土曜日午前の外来診療終了後、山手線にて急ぎ大塚へ。
中原沙織さんの歌声を聴くのは3回目です。
今回のコンサートは豊島区オペラソリストの会という社会教育団体によるもので、中原沙織さんが夫人のアルマヴィーヴァ伯爵は門倉光太郎さんが演じられていました。
新型コロナウィルス感染症による緊急事態宣言が継続中ということで演出は大変工夫されていまして、オーケストラでなくピアノ伴奏で、パネルも感染症対策で使用されていました。
途中ユーモアたっぷりのイラストのついたマスクをつけての合唱も微笑ましかったです。
あらすじも皆様ご存知の通りの喜劇で、最後に伯爵夫人が「わたしはあなたより素直ですから」と言って伯爵を許し、ハッピーエンドで幕となります。
観客と舞台との距離の近い市民オペラを初めて鑑賞しましたが、出演されたエンターテイナーの皆さんの笑顔と明るい歌声に共鳴して、自然と笑みがこぼれます。
コロナ禍で笑うことがなかなか少なくなりましたが、大変幸せな時間を過ごすことができました。
週末の久しぶりに感激した観劇となりました。