こんにちは。助産師スタッフです。
今回は分娩誘発についてお話したいと思います。
先日、外来診療終了後院長先生と一緒にウェブで東京大学産科セミオープンの連絡会議に参加しました。
研究会は新しい座薬プロウペスというお薬についてのお話でした。
これは赤ちゃんが子宮の外に出られるように子宮の出口を柔らかくする作用があります。
分娩誘発や分娩促進という言葉は最近SNS等でよく耳にする言葉ですね。
促進剤の点滴を思い浮かべる方が多いかも知れませんが、分娩には陣痛だけでなく産道を整えることも大切です。
また医療的な促進は痛い!や怖い!というイメージが先行している方が多いようにも思います。
適切な方法を医療チームとして選択し、妊婦さんに納得していただいた上で分娩に挑んでいただくのがとても大事だと改めて考えさせられました。
講義の前半はクリニックのお手伝いに来ている香川副院長先生のいらっしゃる関東労災病院の若手の先生のお話でした。
後半はセミオープンの登録などで院長先生がとてもお世話になってる永松先生のお話で少し難しかったです。
研究会のあとで、院長先生からGPCRという単語について説明してもらいました。
不妊症の患者さんが使う排卵誘発剤の注射薬の成分の卵胞刺激ホルモンの受容体も同じ仲間です。