こんにちは！事務スタッフです。

最近は、桜が満開を迎えてとても綺麗でしたね。

私は毎年、目黒川沿いを散歩しに行きますが、今年もとっても綺麗で感動しました。

今ではもう散ってしまっているものが多く、早いなぁと思います。

 

私はこの春から医学部3年生になりました。

前回のブログでは、2年生の解剖学について触れられているので、今回は2年生の実習の1つである、組織実習についてお話しします。

 

組織実習は、顕微鏡を使って人体のいろいろな組織を観察します。

皮膚、筋肉、胃や腸の壁、心臓の膜、腎臓の尿細管、卵巣や精巣などあらゆる組織を観察します。

それぞれの組織の機能と特徴を学んで、どれがどの組織か判別できるようにします。

 

試験では、この組織を指してくださいと言われたら、自分でプレパラートを選んで、顕微鏡で探して指さなければなりません。

最初は、何を見ているのか判別できませんでしたが、段々と立体的にみられるようになり、嬉しかったです。

 

有髄神経線維と皮脂腺は全く違うものですが、なんと顕微鏡で見ると少しだけ似ているようにみえるのです。

びっくりしました。

また、筋肉の一種である平滑筋と線維芽細胞というコラーゲンなどをつくる細胞も似ています。

これらは、核の形や染色で見分けることが出来ました。

 

医学部の勉強は、最初はよくわからなくても、教科書を読み、学習を継続するにつれ段々とわかってくるようになります。

これがとても嬉しいです。

 

新学期が始まり、皆さんもそれぞれが新しい課題に試行錯誤の日々だと思いますが、無理せず健康第一で頑張っていきましょう。