4月29日の祝日は不妊症の人工授精の患者さまの診療だけ予約制で行いまして、雨の中久しぶりの用賀です。
東京大学こころの発達医学分野(児童精神科)の江里口陽介先生が世田谷区用賀に児童思春期精神科を診療する世田谷用賀クリニックを5月2日に開業されるとのことで、クリニックを尋ねることが目的でした。
東京大学のこころの発達医学分野(児童精神科)は2010年に脳神経医学専攻統合脳医学講座に新設された教室です。
近年、発達障害をはじめとするこころの発達の問題が増加の一途をたどり、児童精神科医などのこころの発達の問題の専門家を充実させることが急務である現状に対応すべく発足しました。
医学系研究科で児童精神科医が教室主任になり専任の教員が教室を構成する本格的な児童精神医学教室は我が国で最初です。
クリニック院長の江里口先生は鉄門ヨット部の後輩で、納会などの幹事役をいつも引き受けてくれるとても誠実な先生です。
院内を案内してもらいましたが、落ち着いたデザインで、採光もよく、安らげそうな感じのクリニックでした。
開院準備で忙しい中、児童精神科と精神科の違いやこころの発達過程のトラブルについてわかりやすく説明してくれました。
開院と同時に、女性の臨床心理士によるカウンセリングも併設するそうで、安心できます。
流産手術・不育症や不妊症に注力している当院も、ぜひ、見習って導入したい医療サービスですね。
コロナ禍で内覧会は開催しないとのことでしたが、落ち着いたら鉄門ヨット部のみんなで、改めて集まりたいものです。
誠実でいつも一生懸命な江里口先生とのツーショットは宜しければFacebookもご覧ください。
世田谷用賀クリニック、本日開院です。
江里口先生、おめでとうございます。
そして、地域の皆さま、江里口先生の世田谷用賀クリニックをどうぞ宜しくお願い致します。