まつみレディースクリニック三田

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まつみレディースクリニック三田

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青山からウォーキング

27日の金曜日は久しぶりの会食。

学生のころから仲良くしてもらっているJR総合病院副院長の三浦俊樹先生とアットホーム表参道クリニックの腰塚裕理事長先生と3人で赤坂地区にてイタリアンでした。

 

三浦先生は大学の同級生で、鉄門ヨット部で一緒に江の島の合宿所で寝泊まりしたのが懐かしく、ヨット部有志OB会(中島会)でも継続して楽しい時間を共有しています。

腰塚先生と三浦先生は東大整形外科学教室の同期で、ヨット部後輩で日赤医療センターの河村直洋先生に紹介してもらいまして、肘の打撲や膝の関節炎、足底筋膜炎など、プライベートなヘルスケアをお願いしています。

 

パスタやピザを食べながら、ダイエットやヘルスチェックに始まり、学生実習の思い出、同級生の近況、虎の門病院外傷センター、港区医師会の会話はリラックスさせてくれました。

 

開業前に痛めて、長く患っていた足腰ですが、近ごろはウォーキングが趣味になっています。

 

ウォーキングエクササイズはジョギングと比較して膝に負担がかからないところがよく、血液循環を良くし、肥満防止、糖尿病の予防にもなることが知られています。

歩くことにより、骨に一定の負荷がかかりますが、この物理的(=機械的な)負荷、すなわちメカニカルストレスにより骨は強くなります。

 

難しく説明すると、骨を構成する細胞には骨芽細胞や破骨細胞や骨細胞などの種類がありますが、骨細胞は周囲の骨細胞や骨表層に存在する骨芽細胞などと、3次元的に細胞間のネットワークを構築しています。

骨細胞は機械的刺激の受容細胞としての機能を担い、細胞どうしのコミュニケーションを介して周囲の細胞に情報を伝えて、骨を形成する作用がある骨芽細胞や骨を溶かす(=吸収する)作用がある破骨細胞の活性を調整することで骨のリモデリング(=再構築)にかかわっています。

 

培養細胞を用いた実験で、機械的刺激は、様々なシグナル経路(=信号)を介して骨系細胞の活性を調整することが明らかになっています。

特に、機械的刺激の中でも液体と物質との間に生じる力(=流体せん断応力)が骨細胞のイオンチャネルを介して細胞内のカルシウム濃度(=信号)を上昇させます。

繰り返しになりますが、細胞内でカルシウム濃度が上昇すると、それが信号になって、骨の再構築(=リモデリング)が制御されます。

 

ちなみに、骨格筋も運動というメカニカルストレスが増加すると増強(=肥大)し,逆にメカニカルストレスが低下すると萎縮します。

メカニカルストレスは細胞内の蛋白質合成と分解のバランスを制御することで骨格筋の筋肥大や筋萎縮を促進しています。

 

リフレッシュ出来た会食でしたが、青山から三田までのウォーキング、さらに気持ちよかったです。

ウォーキング前のイタリアンでのスリーショットはFacebookでご覧になれます。

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